姿勢関係

猫背は悪?猫背を姿勢分析してみる!

猫背とは、、

猫背は医学用語ではないですが、猫の背中が丸いことから、背中が丸い状態を猫背と誰かが名付けたのでしょう!医学用語で言えば胸椎が極短に後弯している状態のことです。


猫背は悪いのか?

胸椎の話ですが、胸椎は元々後弯しています
色々な人を見ていると、胸椎の後弯が少なくなっている方が多い印象です。
一般的には、猫背=悪、という認識が広まっていますが、果たしてそうなのでしょうか?猫背の程度によりますが、多少背中が丸いのは、むしろ良いです!

胸を張る姿勢=良い、と認識している人が多いですが、胸を張っている人は背中側の筋肉が疲労しやすく、呼吸時の胸郭の広がりも悪いため、換気効率が悪い傾向にあります。
逆に胸椎が適度に後弯している人は、筋肉が疲労しにくく、呼吸もしっかり行えます!

しかし、見た目の問題からか、猫背を治したいという人は結構多いので、猫背になる原因と対処法について書いていきます。

猫背といっても何種類かパターンがありますが、私見で恐縮ですが代表的なパターンを3つ紹介したいと思います。




猫背(胸椎の強い後弯)の3つのパターン

① 頭が前方に突出しているパターンの猫背

頭が前方位にあることを、Forward Head Posture(FHP)と呼んだりします。
また、頸椎の弯曲が消失していることも多いです。これをストレートネックと呼んだります。
これらのパターンの人は、上位頸椎(後頭骨-C1-C2)が伸展位になっていることが多く、後頭下筋群が短縮傾向にあり、その近くを通る血管や神経が圧迫されています。
眼球の動きが悪くなっている人も多い印象があります。

また、立位では足先荷重が優位になっていることが多いです。
よって、足指が常に力が入っており、足裏やふくらはぎの血管や神経が圧迫されていることが多いです。

ちなみに血管が圧迫されると痛みが出現することが多いです。
また、神経が圧迫されると初動の遅れや適切な感覚が入ってこない傾向にあります。

② 腰椎も一緒に後彎しているパターン

これは高齢者に多いパターンですね。圧迫骨折や脊柱管狭窄症の方はこのような姿勢になりやすいです。

高齢者では、背骨の変形が完成している方が多いです。
変形が完成していると治るのは難しいというのが一般的な考えです。
変形しているかどうかは、他動や自動で背骨を動かしてみて、可動域があるかどうかで判断します。
可動域がない場合は骨変形しているので、改善は困難です。

このパターンは背中側(胸椎~腰椎~臀部)の筋肉が常に遠心性収縮(伸ばされている状態)の為、筋疲労が起こりやすく、血管や神経が圧迫され痛みが出現しやすい状態です。

腰椎が前弯しないので、脊柱での緩衝作用が働かないことから、歩行時に首や頭部への衝撃が大きくなります。
また、歩幅も小さくなる傾向にある為、歩行効率が低い状態(疲れやすい状態)にあります。

③骨盤が前方突出しているパターン

私見ですが、このパターンが一番多い印象です。
これは姿勢制御の結果、胸椎を後弯させていてる、ということです。この場合も変形があるかどうかはチェックしておいた方が良いです。

積み木理論で考えると、骨盤が前方にずれている結果、胸椎を後弯(後方移動)させている、と解釈します。
では、骨盤が前方移動してしまう原因はなんなのか?という問題です。

これは様々考えられますが、いくつか紹介します。

① 大・中臀筋の筋力低下
② ハムストリングスの短縮
③ 足関節背屈制限
④ インナーユニット(コアユニット)の活動性低下

この4つは押さえておいた方が良いと思います。


胸部、肩甲骨の状態

これは3つのパターン全てに共通しています。

胸部 :大胸筋、小胸筋、上腕二頭筋、前腕屈筋、母指屈筋 筋緊張亢進
肩甲骨:外転+胸郭に張り付いている状態

必ずではありませんが、このパターンが多い印象です。
猫背の人は肩甲骨と胸郭の動きが悪い人はが多いため、腕を無理して動かすことで肩関節周囲炎(五十肩)になる人もいます。



今回は猫背について書きましたが、姿勢全体の分析についてはnoteに書きましたのでよろしければ以下のリンクからご覧ください!

https://note.mu/kajikajiwarawara/n/n4ebc416afbbd

まとめ

① 猫背=悪、という訳ではない。
② 猫背といっても色々なパターンがある。
③ 猫背でも改善可能なものと改善困難なものがある。

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