医療情報関係

低気圧がくると身体がだるい?~気象病について~

天気に影響される人

って多くないですか?
私が普段接している要介護者の方は特に多い印象です。
また、中年の女性も影響される人が多い印象です。
何か身体に不調がでると天気にせいにされてしまいがちですが、実際に天気が身体に影響するという話を書きたいと思います。

【要約】
・天気により身体に不具合で出ることを気象病と呼ぶ
・低気圧の日は副交感神経優位になり、だるくなりやすい
・湿度が高い日はむくみやすい
・気温が低い日は交感神経優位になり、風邪をひきやすい
気象病

という言葉をご存知でしょうか?
言葉の通り、天気によって身体の不具合が発生するということです。

気象病は疾患で言えば、慢性関節リウマチ、片頭痛、腰痛、線維筋痛症の人が天気の影響を受けやすいそうです。
参考文献:https://www.jstage.jst.go.jp/article/spinalsurg/29/2/29_153/_pdf

佐藤らはモデルラットを用いて気圧・気温の低下痛み閾値を低下させることを明らかにしたことから、痛みも天気に関係していることがわかります。

その機序は色々な説がありますが、いくつか紹介したいと思います。

【天気による不調の機序】
気圧、湿度、寒暖差などにより自律神経バランスが崩れる
・気圧、湿度、温度などにより身体内の化学反応が生じる
日光浴不足によるセロトニン不足から生じるメンタル低下

以下に各論を書きます!

気圧

気圧は上の図のように高気圧から低気圧へ風が流れてきます!
高気圧は反時計まわり、低気圧は時計まわりです(北半球では)。

低気圧で不調が出現する場合、
低気圧では空気が薄くなる為、身体は酸素を身体に取り込もうとすることから、副交感神経優位になります。
副交感神経優位になると一見身体に良さそうですが、血管が拡張する為血圧低下することからボーっとしてしまい、やる気もでなくなってしまいます。
なんとなく調子が悪い、という訴える方が多いです。

低気圧⇒酸素薄い⇒酸素を身体に取り込もうとする⇒副交感神経優位⇒血管拡張⇒血圧低下

 

湿度が高い時に不調が出現する場合、
身体内から水分を発散しようとしても外側に水が出にくい状況の為、身体内に水が溜まり易くなります。
ちなみに、発汗は見た目は多くなりますが、実際は少ないです。湿度が適度の場合は水分は蒸発してしましますが、湿度が高い時は蒸発しない為に見た目の汗が増えるのです。

湿度↑⇒発汗低下(見た目は発汗↑)⇒身体内に水がたまりやすい→浮腫↑

低気温の時、不調が出現する場合、
血圧と脈拍が上昇し交感神経優位になることが分かっている為、それにより免疫力低下などが起こり風邪をひきにくくなったり、身体内のバランスの崩れが起こっていると思われます。
参考サイト:https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-15591623/

おわりに
基本的に身体は急激な変化に弱いですが、身体内のバランス調整(ホメオスタシス)機能が低下しているとさらに弱くなります。

急激な暑さや寒さ、繰り返す暑さと寒さ、急激な気圧変化などが起こると急激に不調になる人が多いです。
普段から急激な変化に身を置いていないと弱くなるので、普段から適度な刺激を身体に入れておくことも重要です。


以上、天気に関わるもので私が良くみるパターンを書かせて頂きました。

参考になれば幸いです!





コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です