治療関係

脊椎動物の進化~海から陸へ~

▮ はじめに
進化といえば、ダーウィンですよね!ダーウィンの進化論が正しいかどうかは今回は置いておきますが、とても有名な理論ですよね。
この記事ではダーウィンの進化論ではなく、西原先生の論文と書籍を参考に脊椎動物の進化について書いていきます。

そしてそれを踏まえた上で、最後にこの知識をセラピーに活かすにはどうすれば良いかという点について個人的な意見を述べていきます。

▮ ヒトの進化
まずはヒトの進化について復習がてら簡単に書いていきます。祖先は猿と言われている為、ヒトは大きな分類でいえば霊長類と言われています。
進化とともに獲得したヒトの機能としては以下の3つ。
・二足歩行獲得
・手の発達
・言語の発達

です。

ヒトの骨格特徴
・腰椎前弯
・足のアーチがある
・踵骨が大きい
・膝・股関節が伸展位
・頭蓋骨の大後頭孔が真ん中にある

など、下の写真とヒトを比べてみてもらうと分かるように、他にもヒトの骨格の特徴はたくさんありますが、上記に挙げたものが目立つところだと思います。

▮ 脊椎動物の進化
そして本題の脊椎動物の進化です!
脊椎動物とは、脊椎を身体の中心軸とする動物(魚類、両生類、哺乳類など)のことです。

・第一革命:棘魚類誕生➔歯・顎の獲得
・第二革命:両生類誕生➔肺と骨髄造血機能の獲得
・第三革命:哺乳類誕生➔咀嚼器の獲得
※参考文献➔★(西原,1997)

上記のように進化してきたと言われています。個人的には手足ができたのも大きな変化と思いますが、ここではこの3つが大きな変化と述べられています。

特に海から陸に出たとき(第二革命)に、鰓(エラ)呼吸から肺呼吸という大きな変化をしております。
そして、造血機能も内臓(腎臓、肝臓など)から骨髄に変化しております。
それと同時に、陸では重力が海中より6倍かかる為、体内の血圧を保たないと生きていけないことから交感神経が発達しました!
西原先生は重力が生物の進化にかなりの影響を与えていると言っています。

哺乳類以降の進化はやはり咀嚼器の発達を考慮すると、移動による狩り・食事によって生きていくのがメインになるのでしょう。
そうなると移動能力や狩りの為の知恵(脳)の発達が起こっていると推測できます。

▮ セラピーに活かすには
ここからは私見です!興味のない人はここまで読んでもらえれば大丈夫です!

経験的にヒトの特徴を踏まえてセラピーを行うと、良い変化を出せると思います。逆に言えば、ヒトの特徴から外れると病気になったり、何らかの症状が現れる印象があります。

前項で海から陸に上がったことで交感神経が発達したと述べましたが、それ以外にも太陽を浴びる機会が増え朝~昼~夜というリズムができました。
生存の為には気候(温度など)変化に耐えないといけない為、体内の恒常性が発達したと思われます。
また、日中は明るい為動き、夜は暗い為休む、というリズムができたことで、日中は交感神経、夕方以降は副交感神経優位という機能になったと思われます。

骨格内臓機能(肺を含む)自律神経機能これら全て重力に適応して発達してきたと思われます。

よって私見ではありますが、疾病や不快な症状を解消、もしくは予防するには、
・ヒトの骨格の特徴
・呼吸機能
・自律神経機能バランスを整える
この3つは最低でも意識しますが、全て重力に適応して得られた機能なので、重力に抗する活動必須だというのも外せません!

勿論、それ以外にも考慮すべき点はたくさんありますが、あくまで今回は脊椎動物の進化とヒトの骨格の特徴を踏まえて述べております。参考になれば幸いです。

【参考図書】

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